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滋賀県の特産・名物・ご当地グルメ

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近江の伝統野菜

滋賀県は京都に近いこともあり、古くから栽培されてきた伝統野菜も沢山あります

日野菜・ひの菜伊吹大根

  • ひの菜

ひの菜とは日野町で発見されたとされる細長い大根のような蕪で、首の部分が赤紫色をしています。さくら漬けなど主に漬物に使われています。(旬の食材百科参照)

  • 伊吹大根

伊吹山の麓で作られてきた辛味大根の一種。(旬の食材百科参照)

万木(ゆるぎ)かぶ下田なす

  • 万木(ゆるぎ)かぶ

高島市安曇川町万木(ゆるぎ)地区で作られてきた赤蕪の一種で、皮が赤く、中の果肉は真っ白い。(旬の食材百科参照)

  • 下田なす

湖南市下田地区で明治以前から作られてきた小ナス。旬の食材百科参照)

  • 秦荘のやまいも

愛知郡愛荘町で作られてきたやまいも

  • 杉谷なすび

杉谷地区で江戸時代から作られてきた丸ナスで、縦に筋が入るのが特徴。

  • 杉谷とうがらし

甲賀市甲南町の杉谷地区で江戸時代から作られてきた甘唐辛子の一種。甲賀市甲南町の

  • 鮎河菜(あいがな)

甲賀市土山町鮎河集落だけで作られている菜花の一種。旬の食材百科参照)

  • 北之荘菜

近江八幡市の北之庄地区で古くから栽培されてきた蕪の一種。辛味大根のような形で、色はひの菜と同じように首が赤紫色をしています。

  • 山田ねずみ大根

草津市北山田地区に伝わる大根で、名前のとおり、やや下膨れで先が尻尾のように細長く伸びているのが特徴です。

果物

果物の栽培も盛んで、古くから作られてきた伝統野菜的なものも色々あります。

  • マクワウリ

滋賀県にはそれぞれの地域で古くから作られてきた品種がいくつかあります。主なものに、高島周辺でつくられてきた「なり駒」や今津の「金まくわ」、野洲の中主で作られてきた「なりくら」、滋賀県北部の「虎まくわ」などがあります。(「旬の食材百科」参照)

  • メロン

「守山メロン」は守山地区で作られるアールスメロンやタカミメロン、アンデスメロンなどの総称で、その品質の高さから地元でもその多くが予約販売で売れてしまうほどの人気があります。また、近年は草津地区でも盛んに栽培されるようになり「草津メロン」として売り出されています。

  • アドベリー(ポイズンベリー)

安曇川で作られているポイズンベリーの呼称で、アドベリーを使ったジャムなどの加工品は高島の特産品となっています。

近江米

米どころとしても有名。滋賀は真ん中に大きな琵琶湖という水がめがあり、おいしいお米がとれます。品種は「コシヒカリ」や「キヌヒカリ」をはじめ、滋賀県のオリジナル品種「みずかがみ」や「秋の詩 」などがあります。

近江のお茶

古くから全国5大銘茶産地の1つとして数えられてきた朝宮茶や土山のお茶などの名産地があります。(近江の茶) 。

  • 土山茶(甲賀市土山町)
  • 朝宮茶(甲賀市信楽町朝宮地区)
  • 政所茶(東近江市政所地区)

ブランド牛

近江牛

近江牛はいまや松阪牛、神戸牛を抜いて日本一とも言われるようになりました。和牛の三大銘柄とされている極上の牛肉。「近江牛」生産・流通推進協議会

ブランド豚

蔵尾ポーク

別名バームクーヘン豚とも呼ばれているように、なんとあのクラブハリエのバームクーヘン(切り端や焼き損じなど)を餌にしているそうです。その肉質はテレビでも取り上げられていましたとおり、豚なのにサシが入っていてめちゃ旨です。

銘柄鶏

  • 近江しゃも

滋賀県畜産技術センターで7年の歳月をかけて開発された三元交配鶏で、味、食感共に一級品です。

  • 近江黒鶏

フランス生まれの系統を交配し、良好な飼育環境で育てられた鶏 ㈱シガポートリー

  • 近江鶏(おうみけい)

低脂肪で低カロリーのヘルシーな肉質が特徴 ㈱シガポートリー

その他の肉類

江戸時代より、冬の琵琶湖の味覚として親しまれてきたようです。

  • 鹿肉

近年増えすぎている野生の鹿の駆除を目的とし、仕留められた鹿肉の有効活用の一環として解体処理施設の設置などが進められ、良好な状態の鹿肉が供給されるようになりました。

水産物

  • モロコなど琵琶湖の固有種

モロコはニゴロブナやハスなどとともに琵琶湖の固有種の小魚です。 冬に獲れる「子持ちモロコ」は琵琶湖の名物として珍重されて美味。 天ぷらや佃煮にして食べられています。

滋賀の鮎は海に下りず、琵琶湖で大きくなって川を遡上します。

  • ビワマス/琵琶鱒

サケ科のマスの一種ですが、びわ湖の固有種で、サーモンほどくどくない適度な脂の乗りで非常に美味しいです。

  • ニジマス/虹鱒

醒井は明治時代から続く養鱒場として知られています。

  • スジエビ

郷土料理の「えび豆」には欠かせない食材。かき揚げなどにしても美味しい。

  • セタシジミ/瀬田蜆

セタシジミはびわ湖の固有品種で、かつては沢山獲れて瀬田川周辺では身近な食材として親しまれていましたが、今ではその数が激減し、希少な食材となっています。


  • 佃煮

琵琶湖にすんでいるアユ、ホンモロコ、ワカサギ、セタシジミ等の佃煮

  • 鮒寿司

滋賀に古くから伝わる珍味。今では高価な物になっています。 これは 子持ちのニゴロ鮒の内臓を取りのぞいて、塩漬けにしたものに、ごはんを詰めて約1年間、漬け込んで醗酵させたものです。乳酸醗酵により、独特の風味と酸味があり、この臭いが苦手な方も多いでしょう。しかし、うま味のもとであるアミノ酸もたっぷり含まれています。

  • 焼鯖そうめん

長浜では古くから、農家へ嫁いだ娘のもとへ、娘を案じる親が焼鯖を届ける「五月見舞い」という風習があり、その焼鯖とそうめんを合わせて作る「焼鯖そうめん」は長浜の定番の郷土料理となっています。

  • 鯖すし

高島や朽木は、古くは敦賀、若狭の鯖を京都に運ぶ鯖街道と呼ばれる道があり、その名残で鯖すしがつられるようになったようです。脂がのった肉厚の鯖とすし飯が絶妙のバランス

  • 鴨鍋・鴨すき

湖北地区の郷土料理。飼育鴨もあるが、長浜などでは古くから狩猟で獲れた自然のマガモを使った鍋や鴨すきが食べられてきました。


クラブハリエ(たねや)のバームクーヘン

いまや全国区となってしまったあのバームクーヘンです。近江八幡に本店があります。

  • 信楽焼

日本六古窯の一つとして起源は1250年前といわれる信楽町の焼物。素朴な感じの陶器 狸の置物が有名。この狸、昔と比べるとずいぶんと顔つきが柔和になりました。

  • 琵琶湖真珠

かつて琵琶湖の淡水真珠は世界的にも有名 でしたが、現在では環境の変化などによりほとんど生産されなくなってしまいました。

  • 彦根仏壇

江戸時代にそれまで鎧兜や武器などを作っていた塗師や指物師、錺金具師などが時代の流れに合わせ仏壇製造に転向したのが始まりといわれています。

  • 近江上布

上布とは細い糸を平織りしてできる、ざらざらした張りのある上等な麻織物で、愛知郡愛町では鎌倉時代に京都の職人が技術を伝え、その後江戸時代には藩主井伊家の保護奨励と近江商人による各地への伝播により有名になっていったと言われています。

  • 大津絵

滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画

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