オランダに到着した当日、ホテルにチェックインをし、
シャワーを浴びてから
川べりのカフェで夕食にビールを楽しんだ。
食事を済ませた後、黒田氏に案内していただき、近くのスーパーに行くことにした。
現地での一般的な食事情はやはりスーパーに行くに限る。
そこに向かう途中の、街路樹が並ぶ静かな道
車道を挟むように2本の道が作られている。
1本は歩道、そしてもう一本は自転車専用道との事。
オランダは国内ほぼ全て平坦ということもあり、
自転車が日常生活に欠かせないものと言われています。
その数も、国民一人当たり2台とも言われているくらいで、
通勤用には万一盗まれても良いような物、
それとは別に愛用の自転車を持っていると黒田氏が話してくれた。
そういう事情から、自転車専用道の整備は早くから進んでいるそうだ。
日本では頻繁に自転車が絡む事故が問題になり、
整備を求める声が多く上がってはいるが
現実問題、日本の道路は狭すぎて、
今となってはその道幅を確保するのが非常に難しいという現実がある。
ここオランダでその理想像を目の当たりにした感じだ。
それにしても・・・人も車も少なすぎるような・・・
連れて行ってもらったのはショッピングモール内の中規模のお店。
日本と同じように、入り口を入ると、まず野菜や果物のコーナーが迎えてくれる。
日本ではまだまだなじみが薄いフェンネル
1.69ユーロというのは隣に並んでいる有機栽培のズッキーニの価格
約236円
こちらはカブの一種
日本の「あやめゆき」のように上半分位が赤く、
扁平な形をしているのが特徴。
オランダではこれが一般的なカブのようだ。
ちなみに、500gで1.49ユーロ(約208円)
そしてきゅうり
かつてフランスにしばらく滞在していた時に食べていたものと同じで、
日本のきゅうりに比べとても大きく、ヘチマのようにイボは無い。
全体的に、日本に比べ、ラッピングされているものは少なく
市場のようにむき出して積み上げられ
キロ単位の価格表示されているものも多く見られた
オランダは環境に対する意識が高いと聞いていたが
こういったこともその表れなんだろう。
日本は口では環境だエコだと言いながら、
何でもラッピングし、ポリ袋やラップ、発砲トレイなど、
使用後の処分に困る素材を使いすぎていると思う。
果物コーナーには
この時期にりんごの種類が沢山並んでいた。
どれも日本のりんごに比べ小ぶりで、紅玉程の大きさだ。
そして、スーパーの中にもチーズ専門売り場が
片っ端から食べてみたい衝動に駆られた。
その他の食品売り場は日本と大差は無かった。
冷凍食品も充実している。
違うといえば肉売り場だろうか
ラムなどの品揃えも多く、特に豚肉類が充実していた。
野菜や果物、肉類などは日本に比べやすく感じるものも多いように感じたが
一般食品に関しては日本と同じ位か、若干高いものも見られた。
スーパーで部屋に帰ってから食べる分を少し買い
ホテルに戻ることに。
時刻はオランダ時間で午後8時48分
まだ日は沈んでいない。