上高地を後にし、次は平湯にある共同露天風呂で人気があるという「神の湯」に行くことにした。
上高地からバスに乗る頃には天気が下り坂で、今にも振り出しそうな気配がしていたけど
駐車場に着いた時には既にパラパラと降り出していた。
それでも、小雨程度ならどうせ温泉で濡れるならいっか という事で
とりあえず行ってみることに
神の湯は駐車場からほんの少し車を出したところに脇道があり、その入り口に看板が出ていた
細い道を進むとその先に砂利敷きの駐車スペースが見えてきた。6~8台くらい停められそうだ。
天気のせいもあってか、駐車場には車が無く
やっているのか心配だったけど、受付で尋ねると大丈夫とのこと。
傘が要るか要らないか微妙な程度の雨の中、露天風呂がある坂を上る
まず手前に男湯があり、女湯は更に少し上って折り返したところにあった。
脱衣所はしっかりとした小屋になっていて、中には四角いマスで区切られた棚が設えられ
籠に服を入れて置けるようになっています。
鍵付のロッカーも用意されているので、貴重品がある方は利用されると良いでしょう。
山の斜面に作られた感じで、岩の上から熱い湯が勢いよく注がれています。
その様子を写真と動画でご覧ください。
この温泉は、戦国時代に武田信玄の軍が攻め入った際、
一匹の白猿が温泉に浸かっているのを見つけ、みんなで入るようになったという『白猿伝説』があり、平湯温泉発祥の地としても知られています。
泉質はナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉などとなっており
効能としては胃腸病やリウマチ性疾患をはじめ、神経症、皮膚病などに効果があるとされています。
雨も気にならない程度で、自然の山の中の露天風呂を満喫しました。
幸い、私が入っている間は誰も来ず貸切り状態で楽しむことができました。
こんな天気でも、来て良かった。
さて、さっぱりとしたところで
次に目指すは荘川桜
国道158号を高山方面に向かう
高山からはまた東海北陸自動車道だ
荘川桜は御母衣ダム湖の脇にあり、荘川出口を出て真っ直ぐ進めばいいので分かりやすい
時期的に、もう花は散ってしまっているだろうけど、その姿だけでも見てみたいと思った。
この辺りは蕎麦の名所としても知られているので途中、どこかで食べようと思って探してみたが
月曜日ということでどこも休みだった 凄く残念・・・
車を走らせていると、ダム湖と思われる湖が右手に広がってきた。
そして 程なく 到着
並んでどっしりと構える2本の桜
これが荘川桜か・・・・
花はほとんど散ってしまっているが、まだ僅かに残っている。
それでも、さすが噂に聞く雄大な姿は圧巻
これが満開だったら・・・想像を絶するだろうな・・・
雨もぱらつく中、しばらくそこを離れる気になれなかった。
次に来る時は是非満開のシーズンに と心に誓った。
脇に植えられているボタン桜が満開だった。
湖の縁にある白樺がまた雰囲気があって綺麗だった
この時点で時間は夕方の5時頃。
さて、帰路につくか・・・。
お腹減ったな・・・・・