くつきで蕎麦を食べて行こう
先日注文したカメラのレンズが昨日届いた。
早く使ってみたいが、なにか題材はないかと考えていると、ふとマキノ高原にメタセコイヤ並木が頭に浮かんだ。
マキノ高原のホームページ
http://makinokougen.co.jp/publics/index/45/
読売新聞の「新・日本の街路樹百選」に選ばれるなど、その美しさは広く知られている。
今年の紅葉シーズンには是非綺麗な写真を撮りに行きたいと思うのだが、
いきなり行くより、事前に下見をして良さげなカメラアングルなどをチェックし、必要なレンズなども確認しておきたい。
しかも今日は最高の秋晴れだ。
時計を見ると午前10時過ぎ
と言うわけで、両親を誘い出かけることにした。
マキノ高原と言えば栗園が多く、そろそろ栗拾いなども始まっているだろう。
びわ湖大橋を守山から堅田へ渡る。
ルートは湖岸沿いに161号を走るか、信号などがない湖西道路で比良まで行き、そこから161号にいく手もある。
しかし、今日は天気も良いので、朽木を抜ける367号線、通称鯖街道を走ることにした。
まだ9月半ばなので、紅葉はしていないが、秋晴れの中、山の中を走るのは気持ちがいい。
少し時間は早いが、ここを通るなら何度も利用している朽木蕎麦の永昌庵で昼を済ませていこう。
この蕎麦屋は味も雰囲気もお気に入りで、しかも安いときている。
店に着いたのは11時過ぎ。すでに数台の車が止まっていた。月曜でも早くから沢山の方が食べに来る人気店だ。
蕎麦を食べ、店の外で景色を楽しむ。
以前来た時は、川の向こう岸に鹿が下りてきていたっけ・・・。
親父も歳をとったな・・・
自分も後2~30年すればああなるんだろうな・・・ もちろん、それまで元気に生きていればだけど。
そう考えると、やはり体が自由に動ける元気な間に、あちこち旅をして色々な景色や美味しいもの、
それに沢山の人との出会いを楽しみたいと思う。
蕎麦屋からまた車を走らせ、道の駅 「くつき新本陣」を超え、山神橋を左に曲がっていくと、立派な杉林の山の中を抜けていく。
途中車を止めて外の空気を楽しむ。
紅葉前にカメラアングルのテスト
さて、先へ進むとするか。
そこから先に進むと、高島と小浜を繋ぐ303号に出る。
釣りに行くときはいつもここを左折し、小浜に向かうが、今日は右へ
そこから161号へと抜ける。
マキノ高原へは161号を走っていると、青い大きな道路標識に矢印が出てくるので分かりやすい。
そこを標識に従って左折すればあとは道なりに進むだけで着ける。
しばらく走ると、いよいよセコイヤ並木が見えてきた。
並木道に入り、少し進んだところにマキノビックランドという道の駅のような施設があるので、
一旦そこで両親を下ろし、自分は街路樹の撮影ポイントを探りに行くことにした。
来た道を戻り、何箇所かで写真を撮ってみた
この時期は枝がすごく伸びて、葉が青々と茂っている。
車を走らせるととても気持ちがいい。
ビックランドの駐車場に車を入れ、両親と合流。
直売所で栗を買ったらしい。栗拾いもやっているそうだが、今日は買うだけにするようだ。
私も直売コーナーを物色してみる。
これは食材百科のサイトを始めてからの習慣になっている。
沖縄のモーウィが売っていたので、購入。
どうしてこんなところで作っているのかは分からないが…
駐車場の周囲も色々な施設や公園のように整備され、色々な木が植えられている。
その中に鈴なりに沢山の実を付けた木が目に留まった。
何の木だろう・・・母に尋ねても知らず、母も気になるらしく、店に尋ねに戻っていった。が、店のスタッフも分からないと言う・・・。
そこで、スマホで写真を撮り、フェイスブックにアップして誰か知っている人がいれば教えてもらうことにした。
その日のうちに答えが返ってきた。「エゴノキ」の実だそうだ。
この木の他にも、姫リンゴが小さな実を沢山つけている。
これは食べられなくはないが、かなりすっぱく、甘味は少ない。
サルスベリが赤い花をさかせていた。
父はしきりに、「こんな時期にまだ咲いているのか・・・」と不思議がっていた。
二人を乗せ、そこからまだ先に続く並木道をゆっくりと走る。
結構長い距離続いていて、何箇所かでまた車を止めて撮影してみた
並木を挟んで道路の横はずっと栗園になっていて、あと少しで収穫時期を迎えそうな実を付けた栗の木が沢山並んでいる。
手を伸ばせば届きそうだ。
実りの秋 って感じ
愛車の写真も パチリ
車のCMのワンシーンのような感じ
並木道が終わりそのまま進んで西近江路とも呼ばれる161号に抜ける。
道路脇のススキが太陽の光でまぶしく光ってとても綺麗だった。
161号に出ると、そこを右折すればまた琵琶湖に向かって戻れる。逆に左折すれば敦賀に向かうことになる。
右に曲がり、少し行くと道の駅「マキノ追坂峠」があるので、そこに寄って行くことになった。
平日でも結構な車が止まっていた。
ここでも農産物直売所に直行。さっきの直売所にはなかったが、ここにはイガグリの状態の栗が箱に詰められて売っていたので、撮影用に買うことにした。
奥に行くと、ここにもモーウィが沢山積まれている・・・さっきより安い(笑)
さて、ここからは161号を堅田に向かって走る。
ということは・・・途中にまた道の駅「藤樹の里あどがわ」を通るから寄って行こう
道はずっと空いていて気持ちよく走れた。
藤樹の里についたのは2時過ぎだった。
一応農産物を見たが、これといって未収録のものはなかった。
安曇川といえばアドベリーが有名だ。3人でアドベリーのソフトクリームを食べることにした。
これが結構おいしい。
さて、後は帰るとするか。
比良から湖西道路に入り、その後もスムーズに走ることができ、3時半頃には帰ってこれた。
紅葉のシーズンがたのしみだな・・・。