久しぶりの投稿
またいろいろな所へ食べに行った事を記録として残していくことにしました。
もちろん、最後に投稿して以降、これまでもいろいろなお店で食べてきたのですが、何となく書く気分になれないまま今に至ってしまいました。
さて、今回私を幸せな気分にしてくれたお店はこちら。近江牛焼肉さのやさん。以前から気にはなっていたのですが、今回ランチに行ってきました。
さのやさんは近江牛の問屋として創業以来100年以上になるそうです。それだけに「近江牛」という素材に対して信用出来そうです。この場所はもともとさのやさんの精肉店だったのですが、そこを昨年?焼肉店に改装してオープンされ、まだ1年もたっていない新しいお店です。
当日ではありますが、念のため席があるか電話してみると『今日は予約も少ないので大丈夫ですよ。』とのこと。
店内に入り、電話したものであることを告げると、お好きな席へどうぞと案内され奥へ。テーブルごとに仕切られたボックス席が並び、各テーブルには無煙ロースターがついていますが、炭火ではなくガスか電気式のようです。手近な席に着き上着を脱ぐ。そうそう、焼肉を食べに行くときは服装に気をつけねばなりません。間違いなく家に帰ってもなお焼肉の香りがお供してくれますから。
そしてこちらがランチメニュー
いい感じです。さて……どれにしようか。んんん……さのや一押し! 以外は近江牛じゃないようですね……。でもこの感じ、どっかで見たことあるような……でも思い出せない。
ここはせっかくなのでお店の一押し、特選近江牛3枚切り御膳2,800円とやらにしてみよう!昼間から贅沢だぜ うしっし(笑)
店員さんを呼び、注文を伝えるととてもにこやかな対応。さて、では夜のメニューもチェックしておくとしましょう。
写真の肉はすごく旨そう……だが、値段的にはその割にそんなに高くもなく、とはいえ驚くほどの安さというほどでもないかな。近江牛じゃない特選上肉は手ごろな値段だが、どんな感じの肉なのかな……。焼き物以外のサイドメニューはややアイテムが少なめな感じ。やはりここは肉屋なので肉食ってくださいって事かな。
こちらはコースメニュー
いつも迷うんですよね……。単品で行くか、コースの方がお得なのかもな~と。と、ここで面白いコースを発見! 牛肉一頭食いプレート ここにも “さのやイチオシ!” のマーク。どれどれ、タンに天肉、ロースにラムシン、ハートもあるぞ! それにミスジにトウガラシ、かぶりロース、ヒレ、ハラミ、カルビ、ミニにホルモン 全13種。面白いじゃないか。4,980円って値段も高くない。でもどれくらいのボリュームなんだろう・・・写真があれば良いのに。あっ! これは近江牛じゃないんだね……。そりゃそうだよねこの値段だし。
でも全体的にこの値段なら今度は夜に食べに来てもいいな。
こちらはドリンクメニュー。
ほら。やっぱり一般的な価格設定。売っている肉は超高級な近江牛だけど高級焼き肉店っていう設定にはなってないですね。
と、メニューを眺めている間にお膳が来ました。じゃーん!!
副菜にはローストビーフ?たたき?かな。それにサラダと漬物、豆腐は温かい湯豆腐だそうです。それにご飯。
そしてメインのお肉はこんな感じ。
見事な三種です。しっかりとした厚みもありますね~。こうして部位を札で分かりやすくしてくれるのはうれしいですね。・・・・・・あっ!思い出した!
焼肉の万葉だ!たしかあそこのランチ こんなだったような……。
では、焼きま~す!
じゅ~ じゅ~
ランチではテーブルのロースターは使わず、一人一人のお膳にセットされた小さなグリルパンで焼くようになっています。あらかじめ熱したグリルパンを固形燃料で加熱しているので食べている間はずっと焼けます。
そしてこの肉。タレをつける前に塩だけでいただいてみると、これ最高! めっちゃ脂なんだけど、舌の上でスーッと溶けて甘味が広がる。鼻に抜ける香りも肉肉してない。
3種それぞれに食感や味わいが違っているんだけど、共通するのはその口どけと香り。
そして最後の一切れ。この歳になり肉も脂の多い物より旨味の強い赤身肉が食べたいと思うようになってきたのだが、この肉ならもっと食べたいかも……。でもきっとこれくらいがちょうどいいのだと思う。調子に乗ってもう一皿なんて食べようものならきっと夕食は食べられなくなるんだろうな。
あ~旨かった~と満足していたら店員さんが来て
「デザートとお飲み物をお持ちしますね。」
えっ?そんなの付いてたんだ… じゃあということでホットコーヒーをお願いしました。
デザートは水まんじゅう3種でした。そしてコーヒー……が ぬるい!
これは間違いなくドリップコーヒーを落とした後、デカンタのヒーターをいれ忘れていたのだろう。流石に冷め過ぎていたので店員さんに伝え温めてもらいました。
でも、ランチの内容は十分満足させてくれるもので、久しぶりの近江牛そのものの美味しさを味わうことができてとても幸せな気分になれました。