大将のウィットの利いた楽しい会話と身体にやさしい料理が魅力
今回尋ねたのは、京都中央卸売市場の近くにある、「京・寿司おおきに」さん
以前、仕事の関係で野菜、特に漬物を使った寿司をいろいろ握っていただいたことがあり
また機会を作って来たいと思っていた。
予約の電話をしたところ、前回に電話した私の電話番号を登録されていたのでしょう
大将が出るなり、
「以前お漬物寿司を召し上がっていただいた戸川さんですね?」
と・・・・
素晴らしい!3か月も前だったが、よく覚えていてくださいました。さすがです。
今回は特に漬物寿司という訳ではなく、普通にランチのセットを予約した
もちろん、カウンター席をと
このお店の駐車場はお店の裏の通りにあり、初めての方は分かりにくい
前回尋ねた時は、一度お店の前に行き、お店で地図をもらって駐車場に止めに行った
駐車場からは歩いて1~2分だ
先客が一組カウンターに
私たちも間を空けてセッティングされたカウンター席に案内された。
飲み物を尋ねられ、私は運転しなければならないので残念ながらアルコールフリーを
相方は生ビールを注文
大将にご挨拶をし、今回はプライベートでの来店であることを告げ、色々なお話をさせていただいた
まず出てきたのはアナゴ
温かいアナゴはとても柔らかく旨い
今回はお弟子さんが握ってくれた
続いて白身
ここの大将のこだわりは養殖魚は一切使わないこと
養殖魚というのは、抗生物質やなんやかんやと自然ではないものを餌として与えられて育っているので
たとえ味が美味しいとしても、やはり自然の中で育った魚の方が体には優しいはず というのが信条だ
ここで茶わん蒸しが出てきた
熱い茶碗蒸しはほっとさせてくれる
続いて天ぷら
抹茶塩でいただきます。カラッとサクサクに揚がっていて、日の通り加減も絶妙
次の握りは、藁で炙った鰹
ポン酢で味が付けられている
〆鯖と落ちギス
ここで漬物寿司 水菜
こちらは変り種
アボカドに透明なアロエベラのゼリーが一緒に乗せられ、海苔でまとめられている
アロエベラは生のままスライスしたものではなく、ピューレ状にして味を付け、パールアガーで流し固めたものだそうだ
最後に巻物2品
ここまで大将と野菜談義など色々なお話を聞かせていただき、楽しく食事がすすんできた
さて・・・
お腹の具合はまずまずというところだが、
折角だからなにか他にも握ってもらいたいものはないかな…
相方のリクエストでウニをお願いすることにした
ウニは北海道産のウニ「白」
白いウニは普段あまり目にすることがない キタムラサキは色が薄いが
これは大将の説明ではバフンウニとの事、舟のパックも見せていただいた オスなのかな?
そんなことは良いとして とにかく芳醇な旨みが口に広がった 甘味はそれほどでもなかったように思うが
ミョウバン臭さや苦みなどは全く感じない
もうお腹も十分に満足した所で、デザートが
おや、かぼちゃのプリン?と思いきや
紫蘇のゼリーとのこと
清々しい風味でとても美味しかった
ここでお店の中をもう少し
テーブル席もある
カウンターはWの形になっている
やはりこういった寿司屋ではカウンターに付きたい
特にここの大将は色々な分野の知識をお持ちで、とても会話が上手で、
お話を伺っているだけでもすごく勉強になる
ちなみに、前回お世話になった時に最後の方で撮らせていただいた写真もここで紹介しておこう
前回は7月4日だった
その時の天ぷら
あなご
これは海ブドウ これがまた旨かった
この芽ネギの握りもとても食感がよく印象に残っている
前回来た時は大将が握って下さった
今回も、美味しい料理はもちろん、それ以上に大将と刺激になるお話を沢山できた事がとてもうれしい
握りに天ぷら、茶わん蒸しなども付いて2,200円
また次もよろしくお願いいたします(*^_^*)
最後に大将と一緒に写真を パチッ
訪店日:2014年10月3日
その後12月にも訪店 その時の内容はこちら → https://50-s.jp/blog/?p=2260
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