南禅寺と言えばやっぱりゆどうふでしょ!?
11月下旬に紅葉を楽しもうという事で、銀閣寺側から大文字に登り、南禅寺に下りてくるコースをハイキング
で、下りてきたのが午後2時頃 途中おにぎりを一つ食べただけでお腹は良い感じに減ってます。
南禅寺の紅葉も終盤を迎え、燃えているような鮮やかな彩が楽しめました
ゆっくりと堪能し、写真も沢山撮って、予定通り、南禅寺の湯豆腐を食べることに
時間も決められなかったので特に予約もしていません どのお店にしようか…と考えているところ、門から一番近い所の順正の前で白い法被を着た男性が目に留まり、今からでも入れるの?と尋ねると、今なら人席空いておりますという返事
ではお願いします と即決
湯豆腐の店と言えば、奥丹には若い頃入ったことがありますが、ここは初めてです
なかなか入り口が良い感じ
どうぞどうぞとその男性は先へ先へ進む後ろで、ちょっとお待ちをと写真をパチリ
門をくぐって中へ入り入ると、右手にすごく綺麗な庭があり、それを挟むように庵が建っていました。
で、私達が案内されるのはどうやら左の建物のようです
中へ案内されると、沢山のお客さんで賑わっていました。
奥丹は庭を眺められる座敷だったという記憶があり、そんなイメージをしていたものですから、普通にテーブルとイスが並ぶその様子は正直結構がっかりしました。
案内されたのはそんなテーブル席の一つ 真ん中にガスコンロが置かれているだけ
ここか・・・と周りを見渡すと、奥まったところの座敷が一つ空いているのを発見!
あの・・・あそこの座敷でも良いですか? と尋ねてみたところOKとの事
良かった~ 大文字に登ってきたもので、足が痛くて靴を脱ぎたかったんだよね~
ラッキーなタイミングでした
さて・・・どんなメニューになっているのかな?
入り口に3000円程の湯豆腐膳が出ていたけど・・・ とうふ丼セットね・・・
あったあった これこれ どれどれ・・何がついているのかな ごまどうふに炊き合わせ、豆腐田楽と野菜天ぷらか・・
その上の膳とは何が違うのかな?前菜と造里が付くって事か・・
ゆばね・・・なんか「梅の花」を思い出す でも今日は「ゆどうふ」を食べたい気分
一品物もあるみたいだ
結局初めに入り口で目に留まった3000円程の膳を注文することにした。
店の中には、古い時代を感じさせる木の看板がいろいろ掛けられている これって本当に使っていたものなのかな・・・
ここの建物自体はかなり新しいようだけど
何も下調べしてこなかったけど、向こうの庭が見える部屋で食事するにはそれなりの料理と予約が必要なのかもしれないな…
しばらくすると中居さんが蓋をした土鍋を持ってきて、テーブルの真ん中のガスコンロに乗せ火をつけた
「このまま蓋をしておいて下さいね 頃合いを見て開けに来ますから」との事
続いて炊き合わせやごま豆腐などが運ばれてきた
ごまどうふ・・・私の好みでは、つるっとした滑らかな舌触りと、少しむっちりした食感がいいのだが、ここのは思ったより柔らかく、口の中で崩れる感じだった
「このままお飲みください」と豆乳が出てきた
そして豆腐田楽 少し甘い白みそが塗られ、焼かれている 焼きたてのアツアツでは無かったが、味はまあまあ。
野菜の天ぷら サツマイモにナス、インゲンと蓮根 蓮根の天ぷらってやっぱり旨いよな~
天ぷらは塩が振っていますとの事だったが、湯豆腐のつゆにつけて食べた方が美味しかった
そうこうしている間に鍋が温まってきた。ここで中居さんが、
「とうふはアツアツにするよりも、ほんのり温かいくらいが美味しいんですよ ちょうど今位が良いと思います。もし、アツアツがお好みでしたら沸騰するまでお待ちください。」
と説明してくれた
確かに言えている。あっつあつの豆腐なんか熱くて味わう余裕なんか無くなってしまう
では頂くとしますか
うん良い感じ ほのかにユズの香りがする
ちなみに、相方は中学の頃まで両親が豆腐屋を営まれていたという が、なぜか湯豆腐を食べるのは初めてだといって嬉しそうに食べていた そんなもんなのかな…
途中、刻み葱とつゆのお代わりを頼んで持ってきてもらった。
食べているうちに、徐々に豆腐が熱くなってきた 最後は例によって ホフホフしながら食べた
デザートにと出されたのは焼き菓子だった よく見ると京野菜の形をしている 相方のには鹿ケ谷かぼちゃとえび芋かな?私のには多分松茸と賀茂ナス
肉けなしの豆腐とはいえ、食べ終わると結構お腹は満足している感じ
豆腐自体の味はというと・・・今一つかも 特に甘味やコクが感じられるようなものではなかった でも、南禅寺でゆどうふを食べた それだけでも気持ちは満足しているから良しとしておこう
帰りにちょっと庭を覗かせてもらった ここも紅葉が綺麗だ この庭を眺めながらゆったりと食事出来たらもっと旨く感じるんだろうな…
楽しく美味しく湯豆腐をいただきました
ご馳走様でした(^.^)
さて・・・では永観堂に向かうとするか
永観堂の紅葉はそれはそれは強烈でした そのほんの一部ですが
大文字山ハイキングの様子はこちら → http://50-s.jp/db/?p=1096
訪店日2014年11月28日
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